こんにちは、ヒトノヨメです。
今回は、「妊娠検査薬のフライング」
についてお話したいと思います。
生理予定日に「生理が来ない」と頭によぎるのは妊娠の2文字。
妊活中の方はドキドキしてしまいますよね。
私も、1日予定日を過ぎただけでもちょっとワクワクしちゃいます。(*´꒳`*)
そんな時、手軽に妊娠しているかどうかを知ることが出来るのが妊娠検査薬。
ドラックストアなどで購入することができ、500~1000円程度と値段もお手頃。
妊娠しているかも?と思ったら、生理予定日1週間後に妊娠検査薬で確認し、陽性反応が出てから1週間後から2週間後以内に病院へ行って、正常な妊娠かどうかを確かめましょう。
あまり早く病院へ行ってしまうと胎嚢が確認できず、正常な妊娠をしているのかどうかわからないために、無駄足になってしまう場合があります。( *´•ω•`*)
あまり遅いと、正常な妊娠ではなかった場合に母体へ命の危険が出てきます。
妊娠周期に換算すると、妊娠5週目後半から6週目に受診するようにしましょう。(๑و•̀ω•́)و
胎嚢は妊娠5週から6週目、心拍は6週目から7週目に確認することが出来ます。
心拍が安定して確認できたら、母子手帳を得ることができます。
母子手帳がもらえる時期は胎児の状態にもよるため、妊娠6週目~10週目の間と人によってばらつきがありますが、おおよそ8週目くらいでもらえると思います。(⁎ᵕᴗᵕ⁎)
妊娠しているかもと思うと、ワクワクとドキドキから不安や期待が入り混じり、妊娠検査薬を生理予定日から1週間以内に使ってしまういわゆる「フライング」をする方がいます。Σ(・ω・ノ)ノ
実はこのフライングは、以下の理由からあまりよくありません。
今回はその理由を説明していこうと思います。(•'-'•)و
妊娠検査薬のフライングがあまりよくない理由
- 妊娠している可能性があっても陰性になることがある
妊娠検査薬をフライングすると、妊娠している可能性があっても陰性になってしまうことがあります。Σ( °ω° )
それは、妊娠すると体内で作られるhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)の量が、着床したばかりの頃は少ないからです。
妊娠検査薬は、hCGという妊娠すると分泌されるホルモンの量に反応して妊娠かどうかを判断します。
そのホルモンは、妊娠周期と共に増加していき妊娠8~12週目でピークを迎え、その後安定していきます。
フライングしてしまうと、妊娠しているにも関わらずホルモンの数値が低く、陰性になる可能性があるのです。"(o´・ω・)´-ω-)
陰性だったことから妊娠していないと思い、服薬や飲酒、喫煙をしてしまうと胎児に悪影響を与えてしまう可能性があります。
きちんと生理予定日1週間を過ぎてから妊娠検査薬を使用することをおすすめします。
また、もし妊娠検査薬で陰性が出たにも関わらず生理が来ない場合には、また1週間後くらいに妊娠検査薬を試してみましょう。
ホルモンが増えて陽性反応が出ることもあります。(*ˊᗜˋ*)♡
それでも陰性で生理が来ない場合には、しばらく様子を見るか、病院へ行ってみましょう。
妊娠の可能性は少ないですが、ストレスなどの原因があるかもしれません。
ストレスが原因で生理が来てない場合、医師にしっかり確認してもらうことで生理が再開することもあります。
困ったときはとりあえず病院へ行ってみましょう!
妊活は、ストレスがないにこしたことはありませんよ。( *´ω`* )
- 陽性反応が出ても、妊娠までいかない可能性もある
妊娠検査薬で陽性反応が出ていても、妊娠までいたらない可能性があります。
それは、化学流産というものです。( *´•ω•`*)
hCGは、妊娠すると分泌されるホルモンだと説明しましたが、それは受精卵が着床する頃から分泌されていきます。
うまく着床が成功すれば、そのホルモンは増加していき、やがて胎嚢が作られ、その中でのちに胎児となるものが成長していきます。
しかし、着床が上手く出来なかった場合、そのホルモン量は減少していき、やがて少し遅れて生理がやってきます。
それが、化学流産です。
化学流産は、妊娠4週目~5週目頃に起こります。
妊娠検査薬で陽性が出たにも関わらず、妊娠5~6週目に胎嚢が確認できない場合は化学流産であり、その場合妊娠したとはいわず、また流産したとも言いません。
一昔前までは生理がただ遅れているだけとされた現象でしたが、現在は精度の高い妊娠検査薬が流通するようになり、化学流産が確認されるようになりました。
妊娠ではなく、流産でもなかったとはいえ、のちに胎児になるはずの受精卵が作られていた事実は変わりません。ショックを受ける方も多くいます。
化学流産は着床のタイミングで起こる現象ですから、妊娠検査薬のフライングをすることによってその事実を知ってしまう可能性があるのです。
ショックを受けない為にも、あまりおすすめはできません。"(o´・ω・)´-ω-)
妊娠検査薬のフライングについてお話してきましたが、現在発売されている生理予定日後2~3日で検査できるタイプの妊娠検査薬もあまりお勧めはしません。
そのタイプの検査薬は、hCGの値が小さくてもホルモンを検知することが出来るものです。化学流産を知ってしまう可能性が高くなります。
生理が来ないことに胸が高鳴るのは理解できますが、焦りは禁物。
妊娠検査薬を正しく使って、妊娠を確認するようにしましょう。(⁎ᵕᴗᵕ⁎)
お力になれたら幸いです。お気軽にコメントもくださいね。( ´꒳`*)人(*´꒳` )
また次回の更新でお会いしましょう!
それでは~♪
★まとめ
- 妊娠検査薬はドラックストアで500~1000円程度で購入できる
- 生理予定日から1週間後に使用することができる
- 陽性反応がでたら、それから1週間後から2週間後のうちに病院を受診する。妊娠周期で言えば、妊娠5週目後半から6週目に受診するのがよい
- 妊娠検査薬のフライングは、妊娠している可能性があっても陰性になることがあることや、陽性が出ても妊娠までいかない可能性もある(化学流産)ことからおすすめはできない
- 生理予定日から1週間を待たずに検査できるタイプの妊娠検査薬は化学流産を知ってしまう可能性があるのであまりお勧めはできない
- ストレスを抱えこみすぎずに妊活を行っていきましょう