こんにちは、ヒトノヨメです。(。ᵕᴗᵕ。)
今回は、
「授乳と薬の相談外来へ行った話」
というテーマでお話したいと思います!
よろしくお願いします!(♡ ´꒳`)ノ
はじめに
ヒトノヨメは、
発達障害(ADHD/ASD)や睡眠障害(レム睡眠行動障害)、ぜんそく、うつなどの
持病があります。(。ᵕᴗᵕ。)
現在は妊娠中のため服薬を中断していますが、
産後は私の体調や育児に関する不安があり、
服薬を再開しようかと考えています。
メンタルの先生にはすでに相談済みですが、
服薬に関して薬剤師さんに相談できる外来があると聞き、
そちらの外来にも行ってみることにしました。
今回はその「授乳と薬の相談外来」へ行った際のお話をしたいと思います。
よろしくお願いいたします。\( *´꒳`*)/
授乳と薬の相談外来について
今回、授乳と薬の相談外来に伺った薬剤部は、
私が通院している産科や精神科と同じ病院内にあります。(*´ω`*)
そこは入院患者や通院患者の薬を調剤したり、
服薬に関する相談を請け負ってくれる場所です。
相談した内容は、データを収集して研究に役立てることもあるそう。
相談外来の大まかな流れは、
事前に再開する可能性のある薬剤名を提出し、
後日、論文などで調べた結果を教えていただくような形でした。φ(・ω・*)
費用は、
妊娠中の薬の相談が6000円
授乳中の薬の相談が2000円ほど。
妊娠中の服薬に関しては再開する予定がないので、
今回は授乳中の相談のみお願いしました。(。ᵕᴗᵕ。)
授乳中の服薬リスクについて
服薬する薬によって異なりますが、
基本的には、妊娠中よりも授乳中の方が子どもへの影響は少ないそうです。( *˙0˙*)
理由は単純に、
服薬した薬が母乳中へ移行する量は大変少なく、
子どもに作用するほどの量が届くことは少ないからだそう。
ただし、授乳中に飲んではいけないと分かっている薬もありますので、
自己判断での服用は絶対にしないようにしましょう。
また多くの薬では、授乳中の服薬に関するリスクは分かっていないことがとても多いです。(乂・ω・)
それは特に日本だと、
その薬ごとにリスクの研究がされているわけではなく、
問題が起きた際に研究報告が行われることが通常だからだそうです。
逆を言えば、
特に問題が報告されていなければ、
その薬は概ね安全だということ。٩( *˙0˙*)۶
そのため、
妊娠中や授乳中は使用を避けるように添付文書へ書かれていても、
医師の判断でその薬を使用することはあるそうです。(。ᵕᴗᵕ。)
もし、処方された薬にそのような注意書きが書いてあっても、
医師や薬剤師が「授乳中でも服用できる」というのであれば問題ないでしょう。
それでも気になる場合には、
医師や薬剤師にリスクについて詳しく確認しておきましょう。
悩んだ時は自己判断をせず、
医師や薬剤師に相談するのが一番です。(*´ω`*)
私が服薬を再開するかもしれない薬とそのリスクについて
私が妊娠前に服用していた薬は以下のものです。(p`・ω・´q)
ADHD治療薬
- アトモキセチン錠
むずむず脚症候群治療用薬
私が服用していたのは、主にADHD治療薬と睡眠障害の薬です。
これらの薬のうちいずれかを、
私の体調を考慮しながら産後に再開する予定です。(。ᵕᴗᵕ。)
ちなみに、現在服用している薬は以下のものです。
ぜんそく治療薬
- シムビコートタービュヘイラー(ブホデル吸入粉末剤)
便秘薬
- 酸化マグネシウム
これらの薬の中で、授乳中に服用しても全く問題ないと言われたのは、
です。
メコバラミンはビタミン剤なので特に問題はないということでした。
酸化マグネシウムも、妊娠中に安全に使えるものなので問題ないそう。
他には、カロナールも問題なく使用できると教えていただきました。\( *´꒳`*)/
また、結論からお話すると、
私が妊娠前に使用していた薬は、
授乳中でもすべて服用できるそうです。٩( *˙0˙*)۶
ただし、
眠剤や鎮静剤に関しては注意が必要で、
子どもが傾眠や鎮静(声がしない、静かになる)状態になる可能性があり、
その際には注意深く状況を観察すべきとのことでした。φ(・ω・`)
一見、よく寝て静かならいいのではないかと思うかもしれませんが、
それによって、授乳やミルクの回数が減ってしまう場合があり、
子どもの体重が芳しく増えないことがあるので注意すべきなのだそう。Σ( ´・ω・`)
子どもは静かでも問題があることを学びました。
とりあえず、基本的にどの薬も飲めると聞いて安心しました。(*´ω`*)
また、お話を聞いていると、
妊娠中から服用していた場合にリスク報告されている薬は多くあるものの、
授乳中から再開する場合にリスク報告されているものは少ないことも知りました。
これは授乳中から再開する方が少ないからかもしれませんが、
妊娠中からの服薬より、
授乳中からの服薬の方がリスクは少ないように感じました。
妊娠中に頑張って服薬を中断した甲斐はあったのかなと思います。( *ˊᗜˋ* )
それぞれの薬に対する詳しいお話も聞いたので、
以下にまとめておきます。
参考程度にご覧ください。(。ᵕᴗᵕ。)
シムビコート(ブホデル吸入粉末剤):ブデソニド
PB:85~90%
(PB:薬とタンパク質が結合する確率。PBが高いほど血液中に流れる薬の量が少なく、安全性は高いと考えられている)
RID:0.3%
(RID:授乳した子どもが摂取する薬の量。10%以下なら安全だと考えられている)
妊娠と薬情報センター:安全だと考えられる
妊娠と薬:安全だと考えられる
母乳中への薬の移行量が少ないため、安全だと考えられる。
ストラテラ:アトモキセチン
PB:98%
RID:―
添付文書:授乳を避けさせる
その他の機関では、No Dataや評価なし
メーカー報告では、乳児に対する重大な副作用はないとされている。
イーライ―リリー社の報告に、
通常より長く眠った乳児が2名ほどいたという報告があるが、
それ以外の重篤な報告はなかった。
ラット乳汁中に薬剤が確認されることも分かっているが、
悪影響の報告はされていない。
リボトリール細粒:クロナゼパム
PB:50~86%
RID:2.8%
添付文書:授乳を避けさせる
妊娠と授乳:安全
妊娠と薬情報センター:記載なし
他の中枢神経系抑制薬(デエビゴ,ルネスタ,メイラックスなど)と併用した場合に、子どもが鎮静を引き起こす可能性がある。
子どもの眠気や体重の増加具合、発達度合を観察する必要性がある。
過度の鎮静が発生した場合は医師に相談し、
血中の薬剤の濃度をモニタリングする必要がある。
デエビゴ:レンボキサント
PB:87.4~88.7%
RID:―
添付文書:授乳を中止
その他の機関では、No Dataや評価なし
母乳育児中の服用に関する情報はなし
血液中に流れる薬の量が少ないので、服薬に問題はないとも考えられる。
ルネスタ:エスゾピクロン
PB:59%
RID:―
添付文書:授乳を避けさせる
その他の機関では、No Dataや評価なし
高用量投与中に授乳した場合でも、子どもにほとんどリスクは与えないが、
傾眠傾向にないか十分観察が必要である。
新生児や早産児に対して授乳中の場合は、別の薬を使用する方が好ましい。
産後2~6日間にルネスタ(エスゾピクロン)7.5㎎を服用した12人に対して調査を行い、投与後8~10時間空けてから子どもに授乳したところ、特に異常は見られなかった。
メイラックス:ロフラゼプ酸エチル
PB:>95%
RID:―
添付文書:投与回避または授乳中止
その他の機関では、No Dataや評価なし
アメリカでの販売実績がなく、データがかなり少ない。
母乳から乳児に移行する薬の量がかなり高くなる可能性がある。
睡眠状態を注意深く観察する必要がある。
他の薬剤を選択するのが好ましい。
さいごに
薬のデータが少なく、心伴い気もしますが、
それは私が使用している薬の多くが、
あまり歴史の深くないものであることにも関係しています。
今回、薬剤師さんに相談したことで少し安心はしましたが、
不安自体は取れませんし、
データを見てさらに心配になったものもありました。( ´•ω•` )
服薬に関しては、今後もよく医師や薬剤師に相談していこうと思います。(p`・ω・´q)
また、今回のブログ内容に関しては、
あくまでも素人である私が見聞きしたものをまとめたものであり、
私の体調や服薬歴を考慮したうえで医師と薬剤師が判断してくれたものです。
参考になれば幸いですが、
服薬については必ず医師や薬剤師さんの指示に従うようにしてください。
自己判断は禁物です。(>ω<;乂)
これを読んでいる皆さんが、
今よりも心と身体が健康になりますように。
私の通院状況が誰かの参考になれば幸いです。 (。ᵕᴗᵕ。)
自分を大切にしていきましょう。(*ˊ꒳ˋ*)੭♡
お気軽にコメントもくださいね。( ´꒳`*)人(*´꒳` )
また次回の更新でお会いしましょう!
それでは~♪