こんにちは、ヒトノヨメです。
今回は、夏休みスペシャル第6弾!
「恐竜時代の昔と今」
というテーマでお話したいと思います!\( *´꒳`*)/
ここ数十年で、恐竜研究は格段に進みました。
私たちが子どもの頃に見た恐竜と、
今の恐竜は異なることも多くあります。
そこで今回は、
そんな恐竜の昔と今についてお話していきたいと思います。(*ˊᗜˋ*)/
8月ももうすぐ終わりなので、今回で夏休みスペシャルは最終回です。
よろしくお願いします!(。ᵕᴗᵕ。)
ここが変わった恐竜の昔と今
研究が進んだことによって、昔に見た恐竜の姿や生態は変化を遂げてきました。
今回は、大きく変わったことについて簡単にお話していきます!(p`・ω・´q)
①姿勢が変わった
恐竜を復元した際の姿勢は大きく変わりました!
これは、昔と今のティラノサウルスの姿を見ても明らかです。
昔のティラノサウルスは、
ゴジラのように直立した姿勢で表現されることが多くありました。
今のティラノサウルスは、
尻尾でバランスを取るように、
頭から尻尾までを地面と平行にした姿が一般的です。
現在では、
ティラノサウルスの姿勢は
しっぽでバランスを取っているスタイルが正しいとされています。
大きな頭のバランスを取るために尻尾を役立てていたと考えるのが自然であり、
ゴジラスタイルの復元だとしっぽが邪魔すぎるという意見が多かったようです。
確かに、引きずるだけの尻尾は邪魔ですよね。( ¯꒳¯ )ᐝ笑
骨格的に考えても、重すぎる頭はあまり持ち上げられなかったようです。
長い首を持つ竜脚形類も同じで、
長い首を上へ伸ばした姿から、
長い首と尻尾でバランスをとる姿の展示へ代わってきました。
長すぎる首を上へ持ち上げたままの姿は、
血圧や骨の作りの関係で厳しかったのではないかと
考えられることが増えました。
長い首は、
背の高い植物を食べるためより、
地面や低い位置に生えていた植物を広範囲に渡って食べるために
使われていたのではないかと考えられています。 (。ᵕᴗᵕ。)
②生態が変わった
恐竜の生態に関する説も大いに変わってきました。
これは、恐竜の骨格に関する研究が飛躍的に進んだことも関係しています。
例えば前回も触れましたが、
堅頭竜類の「パキケファロサウルス」の変化は劇的です。
昔は、頭をぶつけて戦っていたらしいと図鑑などでも解説されていました。
しかし現在は、その説は否定されています。
確かにこのパキケファロサウルスの頭頂部は分厚く、
強い衝撃にも耐えられるつくりになっているそうですが、
首の構造はとてもその衝撃には耐えられなかっただろうと言われています。
また同じく、トリケラトプスのツノやフリルに対しても
解説は変わってきています。
トリケラトプスのツノやフリルは
防御や攻撃よりも、
求愛や種の優劣を決めるものだったと考えられることが多くなってきました。
またトリケラトプスのツノは
子どもから大人へなるにしたがって形が変化することも分かっており、
子どもと大人を見分ける役割があったのではないかとも言われています。
恐竜の立派な姿は、
戦闘よりも求愛や仲間を見分けるための装飾だったのかもしれませんね。(*´ω`*)
③羽毛が生えた
昔はトカゲなどと同じようにウロコに包まれた姿をしていた恐竜ですが、
今では羽毛の生えた恐竜の復元が増えてきています。
ティラノサウルスが属する獣脚類の仲間には、
羽毛の生えた恐竜が多く見つかっています。٩(๑•̀ •́)و
その関係で、羽毛が生えた姿で復元される恐竜も増えてきました。
ティラノサウルスも、羽毛が生えた姿で復元されることが多くなった恐竜です。
今のところ、ティラノサウルスに羽毛が生えていたかは分かっていませんが、
ティラノサウルスに近い種類の恐竜には、
羽毛が生えていたことがすでに分かっています。
一説には、子どものティラノサウルスは羽毛で覆われていたが、
大人のティラノサウルスは一部だけ生えていたのではないかと考えられています。
ティラノサウルスはウロコの化石が見つかっているので、
身体全体に羽毛が生えていたという説は否定されました。
ティラノサウルスがモフモフだったのか、
ツルツルだったのか。
これからの研究に期待ですね!(p`・ω・´q)
④恐竜の色が分かるようになってきた
長年、生きていた頃の恐竜の色は分からないとされていました。
しかし現代では研究が進み、色が分かった恐竜もいます。
シノサウロプテリクスという恐竜は、
恐竜の中で初めて色が判明した羽毛恐竜です。٩( *˙0˙*)۶
羽毛の化石を観察した際に色素細胞が発見され、
この恐竜は背から尻尾にかけてオレンジ色で、
尻尾は縞模様だったことが分かりました。
色が判明する恐竜は、
現在のところ色素細胞が発見されたものに限ります。
ほとんどの恐竜の色は未だに分かっていません。
しかし、これからの研究によっては、
いろんな恐竜の色が分かってくると思います。
これからの研究に期待ですね!୧(๑•̀⌄•́๑)૭
恐竜時代の昔と今
研究が進むことによって、恐竜の姿や生態は昔と大きく変わりました。
それは、恐竜が生きていた環境に対しても同じことが言えます。
恐竜が生きていた時代の環境や生きものに関しても研究は進みました。
昔と今で大きく変わったことについて、
簡単に説明していこうと思います。 (。ᵕᴗᵕ。)
①恐竜時代には花が咲いていた
恐竜が生きていた時代の環境を思い描いてみてください。
多くの人が、
シダ植物が茂ったようなジャングルを想像するのではないでしょうか。
しかし研究によって、
恐竜時代には花を咲かせる植物も多く存在していたことが分かりました。
恐竜時代に咲いていた花の化石も見つかっています。Σ(・ω・ノ)ノ
恐竜時代の植物について調べてみると、
シダやソテツ類は少なく、
花を咲かせる植物が多く存在していたことが分かりました。
また、恐竜の糞の化石を調べてみても、
花を咲かせる植物を食べていたことが分かっています。
恐竜時代のイメージが大きく変わりますね!(*´ω`*)
②哺乳類も栄えていた
多くの人は、
恐竜時代にあまり哺乳類はいないイメージを持っていると思います。
しかし実際には、哺乳類も多く存在していました。(*ˊ꒳ˋ*)੭
哺乳類は、恐竜と同じくらいの時期に誕生したと考えられています。
昔から、恐竜時代に哺乳類がいたことは分かっていましたが、
その多くはネズミほどのサイズで、
あまり種類は多くなかっただろうと言われてきました。
しかし最近では、哺乳類の化石も多く見つかっています。
恐竜時代にも多くの哺乳類が生活していたことが分かってきました。
ネズミほどの大きさから、
ネコやイヌほどの大きさの哺乳類も見つかっています。
この時代の多くの哺乳類は虫を食べて生活していましたが、
肉食で恐竜を食べてしまうような哺乳類もいたようです。
哺乳類は、その後恐竜が絶滅してから大きく繁栄していきますが、
この時代にも哺乳類は栄えていたんですね。
びっくりな事実です。٩( *˙0˙*)۶
いかがでしたでしょうか?
恐竜やその時代に対するイメージが
少し変わった人もいるのではないかと思います。
日々科学は進歩しています。
少しずつ、私たちの常識は非常識になっていき、
未来は今の常識からは考えられないような
素晴らしいものになっているかもしれません。
そんな素敵な未来に置いて行かれないように、
私たちも常に常識をアップデートしていきましょう!(*´ω`*)
今回のお話を自由研究のテーマとするならば、
- 昔と今の恐竜の姿について
- 恐竜時代の新常識
などのテーマが考えられるのではないでしょうか。
これを機会に、
感染が落ち着いたら博物館へ行ってみるのもきっと楽しいと思います!\( *´꒳`*)/
恐竜の博物館で有名なのは、
実はこの博物館は、世界3大恐竜博物館の1つにも数えられています。
私も行ったことありますが、とてもいいです……!\( *´꒳`*)/
恐竜の化石を見ることのできる博物館は全国にたくさんますが、
やっぱり国立科学博物館もおすすめ。
さすが国立の博物館なので、開館から閉館までいても時間が足りません!
ヒトノヨメは大好きです!(*ˊᗜˋ*)/
常設展の見学は、高校生以下は無料という驚き。
大人もとてもお安いです!(2021年8月現在は630円)
ぜひいつか訪れてみてください!(p`・ω・´q)
お力になれたら幸いです。お気軽にコメントもくださいね。( ´꒳`*)人(*´꒳` )
また次回の更新でお会いしましょう!
それでは~♪