のんびりヨメちゃん日記@発達障害・うつ・2歳児ママ

ADHDでちょっとうつ。優しい旦那さんとのんびりライフ。発達障害や妊活・妊娠・育児について書いたり書かなかったり。

発達障害と学校

こんにちは、ヒトノヨメです。

 

今回は

発達障害と学校」

というテーマでお話しようと思います。

 

私は、社会人になってから発達障害(ADHD/ASD)が分かった人間です。

昔は発達障害についての認知度が低かったこともあり、私のように発達障害を持っていても気づいてもらえずに大人になることが多くありました。( ´ω`)

 

しかし、今は認知度が上がったことなどから、乳幼児や就学時の検診においてきちんと発達の検査が行われるようになり、発達障害の疑いがあるかどうか、早期発見されることが多くなりました。(*´∇`*)/

 

発達障害は早期発見が重要だと思っています。(⁎ᵕᴗᵕ⁎)

早く見つけられた場合には、その子にあった対応をすることによって、発達障害の傾向が少なくなることも、二次障害が発症するリスクを減らすこともできます。

 

子どものためにも、また親のためにも、早めに気づいてあげた方が将来のため。

 

そこで、もし子どもが発達障害だった場合、就学にはどのような選択肢があるのかをざっくりお話していこうと思います。٩( 'ω' )و 

 

子どもが障害を持っている場合、就学に関して以下の選択肢があります。

どこに就学することになるかは、最終的に子どもの状態を見たうえで、親の判断とその自治体によって判断されます。

必ずしも、ここがいい!と決められるわけではありませんが、ある程度親の意見が反映されますので、きちんと理解しておくことがおすすめです。

 

特別支援学校は、病気や障害を持つ子どもが通うことのできる学校です。

実は特別支援学校が設立されたのは2007年の話で、盲学校・聾学校養護学校を総称して特別支援学校と呼ぶようになりました。

分類上はすべて特別支援学校ですが、盲学校と聾学校は今もそのままの名称で存在していることが多く、養護学校においては特別支援学校と名前を変えていることが多いようです。

 

特別支援学校に就学することのできる発達障害児は、知的な遅れがある場合と、学習や生活にかなりの困難がある場合になります。

 

特別支援学校は数が少ないことが現状。( ´ω`)

それに対して、障害を持つ子どもの数は年々増えてきています

 

就学条件に該当しても、特別支援学校に就学できるかは分かりません。

最終的には、その自治体の状況や判断によって就学できるかが決まってきます。

 

もし、特別支援学校を希望する場合には「就学出来たらラッキー」くらいの心持でいたほうが落胆しなくて済むかもしれませんね。( *´ω`* )

 

特別支援学級は、普通の学校の中にあります。٩( 'ω' )و

障害を持った子向けの学級で、障害やそのレベルによってクラスが分けられ、その児童や生徒に合わせた学習や活動をします

特別支援学級の子は通常学級(普通のクラス)に籍を置きますが、そのほとんどの活動は特別支援学級で行うことが多く、参加できそうな授業や活動のみ、通常学級に合流して授業や活動を行うことが多いです。( *´ω`* )

 

支援が滞りなく行えるように、少人数のクラス編成が基本。

しかし、先生の人員確保が難しいために、特別支援学級は学校の中でもクラス数がとても少なく、学校によっては特別支援学級がない場合あります。

 

特別支援学級へ在籍することが出来る子どもは、知的な障害があったり、生活・学習面での不安がある子どもに限られます。

特別支援学校への就学条件を満たす程度であることが主です

 

ところが特別支援学級に在籍できたから安心かというと、なかなかそうもいかない現状もあります。-`)

特別支援学級は、支援が必要な子どもの扱いに特化した、特別支援教育の免許を持っていなくても学級を受け持つことが可能だからです。

特別支援の免許を持っている人があまり多くないのも現状なので、専門的である先生が担任になるかどうかは正直分かりません。

 

しかし専門的ではない場合でも、教員は免許を取得する際に子どもの発達に関する勉強をしています。

専用の免許を持っていなくても特別支援に理解が深く、よく指導をしてくださる先生もたくさんいますので、いい先生に巡り合えるかもしれない可能性はあり( *´ω`* )/

 

これはどの学校でもクラスでも言える話ですが、自分や子どもに合った先生に巡り合えるかは運次第( ´ω`)

自治体や学校によっては、特別支援に力を入れていますよ!というところもありますから、事前に確認しておくのも悪くないかもしれませんね。(⁎ᵕᴗᵕ⁎)

 

通級指導教室は、授業や活動のほとんどを通常学級で過ごし、週に数時間程度だけクラスを離れて別の教室で活動をするものです。(*ˊᗜˋ*)/

 

ほとんど通常学級で過ごしていても問題がないものの、学習や、生活面での困難がある場合に通級指導を行う場合が多いです。

 

発達障害は、ある特定の分野に対する理解が苦手であったり、コミュニケーションがうまくいかずに困難を抱えるケースがあります。

授業や活動についていけない為に、精神的に不安定になることも。

 

それをカバーしてくれるのが通級指導です。(ҩو•̀ω•́)و 

子どもの抱える困難を軽くするための場所なので、子どもの拠り所になるかもしれません。

 

それ以外にも、通級指導を行わず、通常学級に在籍して常にそこで活動する発達障害の子どもも多くいます(⁎ᵕᴗᵕ⁎)

自治体や学校によっては、通常学級に支援員ボランティアを配置し、困難を抱える子どもがいるクラスを複数人で支える取り組みをする学校も。

その場合には、子どもの特徴をきちんと把握して共有し、トラブルが起こった際にも迅速に対処できるように連携が組まれています。٩(`・ω・´)و 

 

ただし自治体の予算や学校の方針によって、支援員やボランティアがいない場合も、次年度からいなくなってしまう可能性もあります。

そのため、子どもに困難が見られる場合には、何かしらの対策をした方がいいと私は思います。(⁎ᵕᴗᵕ⁎)

 

学校以外には、放課後や休日に困難を和らげるための活動を行う放課後デイサービスというものもあります。(*´∇`*)

送迎を行ってくれるデイサービスもありますので、子どもや親の状況によって、こういったサービスを利用してみるのも1つの手だと思います。•'-'•)و

 

個人的にあまりよくないと思うのは、何もしない事ω`)

発達障害や知的障害があったとしても、「周りの子どもと同じように教育してほしいから」と何もしないことは、子どものためにはならず親のエゴにしかならないこともあります。

 

親が承諾しないという理由で、教員が必要だと感じても、特別支援学級や通級指導教室へ行くことのできない子どもは少なくありません。

ただしそれが正しいと感じたことは、正直私個人の感想としてはありません。

苦しく感じたことはあります。

 

一番いいのは、その子に合った支援が受けられるようにしてあげること。

その子が「生きづらくて」困ることのないようにすることです。

 

特別支援学校や特別支援学級に我が子を入れることに抵抗感のある方も中にはいるかもしれませんが、子どもの将来のためにはどの選択が望ましいのかを、自治体の方などと相談しながら考えてみてください。(*´ω`*)

 

その子の「生きづらさ」が少なくなることによって、親の辛さも減っていくと思いますよ。

 

 

お力になれたら幸いです。お気軽にコメントもくださいね。( ´꒳`*)人(*´꒳` )

 

また次回の更新でお会いしましょう!

 

それでは~♪

 

 

★まとめ

  • 発達障害を抱える子どもの就学先には、特別支援学校特別支援学級、通級指導教室、通常学級の4つが考えられる
  • 特別支援学校に就学することのできる発達障害児は、知的な遅れがある場合と、学習や生活にかなりの困難がある場合だが、学校の数が少ないので、自治体によってはなかなか入れない場合がある
  • 特別支援学級へ在籍出来る子どもは、知的な障害があったり、生活・学習面での不安がある子ども。専門的な資格がない先生が受け持つこともよくあるが、教員は子どもの発達について勉強しているので理解のある先生も多くいる
  • 通級指導教室は、授業や活動のほとんどを通常学級で過ごし、週に数時間だけクラスを離れて別の教室で活動する。ほとんど通常学級で過ごしていても問題ないが、学習や、生活面での困難がある場合に通級指導を行う場合が多い

  • 指導員ボランティアがいる学校では、通常学級に在籍してサポートを受けられる場合もある
  • 学校以外には、放課後や休日に困難を和らげるための活動を行う放課後デイサービスがある
  • 子どもに困難がある場合には、「生きづらさ」を少なくするための方法をきちんととることがベスト